■ 「Tennis Fanatics お悩み相談所」始めます! Youtubeチャンネル「 Tennis Fanatics 」を初めて1年ちょっと、いろんな方との接点を持つことができました。またFacebookやTwitterでも、本当のたくさんのテニス愛好家のみなさんとつながることができました。 週末の試合、平日仕事終わりの練習、雨が降ったらトレーニング、、、みなさんのテニス熱のすごさに圧倒されています。 そんな中、少しでも上達したい、もっと試合に勝ちたい、エースが取れるようになりたい、苦手を克服したい、、、いろんな悩みを持っていらっしゃる方が多いことにも気がつきます。けれども、その悩みの解決方法にたどり着けている方はどれくらいいるでしょう? ・テニススクールでは生徒が多くて個別の相談が難しい。。。 ・プライベートレッスンは高くて手が出せない。。。 ・無料動画も多いけど、どれも自分の悩みとは違う。。。 そこで考えました。これまで40年間のテニス歴の中、国内外の大会を転戦し学生日本代表だった経験、世界ランク920位、日本ランク31位の実績、テニススクールでのコーチングや大学体育会テニス部での指導実績を生かし、そのお悩みにお答えすることはできないかと。 で、皆さんの個別の お悩みを直接お伺いして解決する 「 Tennis Fanatics お悩み相談所 」を始めることとしました!! TwitterのDMもしくはメールでテニスに関するお悩み事をお寄せください。オンコートのプライベートレッスン形式でのレクチャー、Zoomでの個別ミーティング、動画分析など、それぞれのお悩みに応じた形式にて解決に向けてのアドバイスをさせていただきます。 「Tennis Fanatics お悩み相談所」は 無料 (※) です。お悩みは何件でも構いません。みなさん奮ってご応募ください! テニスのレベルは問いません。初心者の方でも大歓迎。実業団やベテラン大会に出場されているような方にも対応いたします。 ・フォアの打ち方がわからない ・試合に勝てるようになりたい ・ダブルフォルトを減らしたい ・グリップってどうやって握るの? などなど、どんな内容でもOKです。お気軽にご応募ください。 Youtubeへの出演NG、お悩みを投稿いただくだけでも全然OKです!その場合はチャンネルのどこかで匿名で触れさせて
データによるテニスの進化
テニスのIT化は思ったよりも進んでいる ここ数年、いろんなスポーツにITが活用されていることは周知のとおりで、殊更ここで取り上げるつもりはありませんが、技術力・競技力のさらなる向上には、もはやITなくしては実現できないとさえ思えます。 テニスにおけるIT化で一番に思い浮かべるのは、グランドスラムなどでよく見かける「チャレンジシステム」で採用されている「ホークアイ」ではないでしょうか。我々が目にするのは、この「ホークアイ」を使って、審判のイン・アウトの判定に不服がある場合に、高精度カメラが捉えたボールの軌道からその真偽を確認するというものです。しかしながら、「ホークアイ」でとらえることができるのはボールのイン・アウトだけではありません。ボールの軌道、着地点もさることながら、ボールの回転、選手の動きやヒッティングポイントなどがデータ化され、これらを組み合わせることで、例えば錦織が1stセットのキープキープが続いたシチュエーションのサービスゲーム30-30であれば、バックに打つと80%の確率でクロスに返球する(注:この数値は私が適当に書いたものです)といったことがデータに基づいてわかるようになるのです。 ホークアイの裏側 「ホークアイ」では、コートの周辺に10台の高精度カメラが配置されます。このカメラで撮影されたデータはコントロールルームに集約され、数人のエンジニアがそれをチェックし、選手からのリクエストに応じてどのショットのどの部分を再現したいかを選択し、画面に表示します。 判定に誤りがあってはいけませんので、この「ホークアイ」を提供するイギリスの会社、Hawk-Eye Innovations Ltd. は大会の数日前から大量の機材とエンジニアを派遣し、チューニングに余念がないといいます。 当然、大会最終日までエンジニアは常駐するわけで、機材と人のコストを考えても、おいそれとどんな大会でも採用するわけにはいかなさそうです(当然、物理的にカメラが設置できなければそれまでですし)。 私も知らなかったのですが、この「ホークアイ」が最初に採用されたのは2006年らしく、すでに13年の歴史があるわけです。つまり、13年分のデータがすでにこの「ホークアイ」には保存されているということですね。 当然、これら13年分のデータを何もしていないわけがあ